八十四石米

八十四石米は佐倉市寺崎地区のお米です。消費者と直接つながれるよう顔の見える米づくりを紹介していきます

環境保全と向き合うコメ作り

一昨年から、水田1枚で農薬不使用・化学肥料不使用の米づくりに挑戦している。肥料は米ぬかと鶏ふんのみ。何といっても除草作業には苦労したが、収量が大きく落ちることもなく、むしろ食味値は上がった。

そして今年も、この1枚は引き続き米ぬかと鶏ふんで栽培するつもりだ。この時期は、精米の際に出た米ぬかが溜まるたびに圃場へ撒いている。

今回は米袋4袋分。面積にすると約2アールほどだろうか。収穫後、向かって右側から作業を始め、写真中央の白っぽく見える部分が今回撒いたところ。4反あるこの田んぼも、あと少しで全体に行き渡る。

 

また昨年は、新たに9枚の水田で緑肥のヘアリーベッチを使った栽培にも挑戦した。そのうち3枚は無農薬で、しかも除草作業を行わずに収穫することができた。ヘアリーベッチマメ科のツル性植物で、アレロパシーと呼ばれる発芽抑制効果があるとされている。どうやら粘土質の土壌に向いているように思われる。

この時期は寒さの影響で葉のほとんどが赤くなり、一見すると枯れてしまったようにも見える。

 

今回は、鶏ふんを使う圃場を除き、すべてにヘアリーベッチを播種(はしゅ)した。ただ、昨年に比べて播種時期が遅れたためか、成長はやや控えめ。

3月に入れば一気に茂ってくれると期待しているが、さてどうなるか……。もし乏しいようであれば、そのときは鶏ふんで補うことにしよう。