オーガニック栽培への関心が高まる中で、昨年から一部の水田で無農薬栽培に挑戦している。まずは元肥を鶏ふんに変えてみたのだ。収量が減ることを覚悟していたが、ふたを開けてみればまずまずの成果。毎年測っている食味値も、これまでよりぐんと上がり、手応えを感じた。
そこで今年はさらに一歩進め、緑肥のヘアリーベッチに挑戦してみた。雑草の発芽を抑えるといわれるアレロパシー効果にも興味があり、8枚の田んぼに播いて試してみたのだ。

結果は正直、バラバラだった。地区や土質の違いもあるのだろう、雑草がしっかり出てしまった田んぼもあり、残念ながら除草剤を使わざるを得なかったところもある。
それでも希望の光はあった。この地区の3枚の田んぼでは、明らかに雑草が抑えられていたのだ。今日、その田んぼの稲刈りをしたが、よく見ればところどころヒエは生えているものの、例年と比べたら雲泥の差。効果抜群といってよいレベルだった。

もちろん、まだ「これで完全に雑草対策ができた!」というわけではない。しかし、無農薬栽培における雑草との闘いに、新しい可能性が見えたのは確かだ。これからも試行錯誤を重ねながら、安定した収量と食味を両立させていきたいと思っている。
みなさんの地域では、ヘアリーベッチなど緑肥の活用してますか?
化学肥料の原料は、ほとんどが輸入に頼ってる現状からすると、こんな取り組みも必要かもしれません。